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2019.10.25

送迎バスなら直接雇用より「請負」のほうがおすすめできる理由

幼稚園バスや企業の専用バスなど、送迎バスを導入したほうが効率性や安全性が高まるケースは多いです。
送迎バスを導入するにあたり、「直接雇用」か「バス会社に請け負ってもらう」で迷われる方もいるでしょうが、圧倒的に請負のほうがおすすめできます。
今回は、請負のほうがおすすめできる理由について詳しく解説していきます。

 

送迎バスは「請負」がおすすめの理由


送迎バスを導入するにあたり、「請負」がおすすめといえる理由は下記の通りです。

 

採用の手間が省ける

送迎バスを導入する場合、「請負」を選ぶことによって運転手を個別で採用する手間が省けます。
直接雇用する場合、自社で求人を作成したり、外注などで求人を確保しなければなりません。応募条件や福利厚生などを調整しなければならないうえに、近年はどの業界も人手不足であることから、求人の反響が得られない場合もあります。
しかし、請負で送迎バスを依頼すれば、バス会社側で最適な運転手を選定してくれますので、人手に左右されず確実な運行が可能です。

 

人材確保におけるコストを削減できる

送迎バスを「請負」で導入したほうが、人材確保におけるコストを削減することができます。
直接雇用する場合、「求人広告費」が発生しますし、仮にすぐ反響が得られなかった場合は、長期間広告を出稿し続けなければなりません。
予想以上のコストが発生してしまい、最悪の場合は「予算オーバー」「赤字」といった事態に陥ってしまう可能性があります。

 

突然の欠勤や退職の影響を受けにくい 

突然の欠勤や退職の影響を受けにくいのが、「請負」での送迎バス導入のメリットです。
契約先は個人ではなく「バス会社」となるため、仮に担当の運転手がやむを得ず欠勤となってしまっても、代わりの運転手をすぐに手配してもらえます。
通勤や通園時の混乱を回避することができ、万が一の事態でも通常通りの運行を実現することができます。

 

教育・研修コスト・手間がかからない

送迎バスを「請負」で導入することによって、教育や研修のコストや手間をカットすることができます。
送迎業務を請け負うバス会社は、すでに社内で十分な教育や研修を受けているため、改めて企業などで実施する必要がないのです。
また、バス会社業界の専門的な知識やマナーに関しても、徹底されていることから、企業などが教育・研修を行うよりも優良な人材となる傾向にあります。

 

事故発生時の対応が不要

事故が発生したとき、送迎バスを「請負」で導入すれば事故の対応が不要となります。
運転手はあくまでも「バス会社の人間」であり、企業は契約者でしかありません。万が一運行中に事故が発生した場合、相手と交渉する必要がなく、ほぼ全ての対応をバス会社に任せることができます。
また、バス会社のほとんどは、万が一に備えて保険に加入しているため、乗客に何らかの損害があった場合にも、しっかりと保証してもらえます。

送迎バスの請負先を選ぶ際のポイント

送迎バス会社は、現在数多く存在していますが、中には不親切なバス会社や悪質なバス会社も存在します。
送迎バス会社を選ぶ際に失敗しないためにも、下記のポイントをチェックしてみてください。

 

定期的に研修を設けている

送迎バスの請負先を選ぶときには、「定期的に研修を設けているバス会社」を選びましょう。
定期的に研修を行っているバス会社の場合、運転手の意識が高いことが多いものです。しかし、入社間もない時期にしか研修を設けていないバス会社の場合、勤続年数が長くなるにつれて、運転手の意識が低くなり、トラブルを起こしやすくなってしまいます。
バス会社を選ぶときには、必ず「定期的に研修を設けているバス会社」に絞って検討しましょう。

 

接客に関する教育も行っている

 

運転技術だけでなく、接客に関する教育も行っているバス会社は、送迎バスを依頼する際におすすめです。
バス運転手は、挨拶や質問に対する回答などの接客スキルも求められます。「気分良く乗車できるバス」を求めるのであれば、接客に関する教育を行っているバス会社を選ぶことが大切です。

 

必要な保険に加入している

請負で送迎バスの依頼先を探すときには、「必要な保険に加入しているバス会社」を検討してください。
万が一の事故で企業が損害を被った場合、損害を保証するためにはバス会社が必要な保険に加入していることが前提となります。
もし、バス会社が保険に加入していなかった場合、損害を保証してもらえない可能性があり、企業の泣き寝入りとなってしまう可能性があります。

 

送迎バスで「請負」が適しているケース

 送迎バスで「請負」が適しているのは、次のようなケースです。 


・幼稚園バス
・スクールバス
・習い事や教室、塾などの送迎バス
・企業の通勤バス
・特定の施設への送迎バス

送迎バスを導入するにあたって、「請負」がおすすめなのは、主に「ピストン走行」となるケースです。
定期的に所定のルートを往復したい場合は、送迎バスを導入し、なおかつ「請負」で依頼することによって、運転手の急な欠勤・退職のリスクに備えることができます。

 

送迎バスを導入するなら「請負」がおすすめ

送迎バスの導入を検討している方は、ぜひ「請負」をご検討ください。
直接雇用としてバス運転手を手配するよりも、あらゆるリスクに備えることができますし、手間やコストを削減することにもつながります。

ぜひ、送迎バスの導入を検討している方は、本ページを参考にしながら、今一度導入スタイルについて考えてみてください。